MF
【写真:田中伸弥】
遠藤航(背番号6)
バーレーン代表戦:フル出場
評価:B
日本代表の大黒柱として、開幕からフィールドプレイヤーでは唯一のフル出場を果たした。広大な守備スペースを、持ち前のセカンドボールへの反応の良さでカバーして、相手の攻撃を遅らせる役割を担った。前を向いた状況での保持も安定していたが、所属するリバプールでもよくある相手MFを背負った状態でのボールロストが2回あった。失点には繋がらなかったが、致命的なミスだった。
旗手怜央(背番号17)
バーレーン代表戦:36分 OUT
評価:B
インドネシア代表とのグループリーグ第3節に続いて先発起用されると、遠藤航とのダブルボランチの一角でプレー。攻守に顔を出してリズムを作っていたが、36分にふくらはぎを負傷して無念の交代に。
久保建英(背番号20)
バーレーン代表戦68分 OUT
評価:A
今大会ではベストなパフォーマンスだろう。トップ下の位置から流れの中から左サイドに移って、前線で攻撃のリズムを作った。49分のゴールシーンは高い位置で、久保自身がボールを奪ってからのショートカウンターが起点。最後は相手のミスも絡んだが、難しい角度から冷静にゴールへと流し込んだ。セットプレーの質も高かった。
守田英正(背番号5)
バーレーン代表戦36分 IN
評価:B
旗手怜央が負傷交代した影響で急遽36分に途中出場を果たしてから一瞬でゲームの流れを掴んだのは戦術理解力の高さゆえだろう。イラク代表戦のように低い位置でボールに絡むのではなく、左のハーフスペース付近で効果的にボールを触ってリズムを作った。守備でも的確なカバーで左サイドに安定感をもたらした。
南野拓実(背番号8)
バーレーン代表戦68分 IN
評価:B
途中出場からチームにエネルギーを与えた。周りの選手の体力が厳しくなる中、前線で攻守に走り続けることでチームの強度を落とさせなかった。カウンターの場面で脅威となり、上田綺世の得点シーンでもサボることなくボックス内に飛び込むことで、守備側の注意を分散させてゴールをお膳立てした。
佐野海舟(背番号26)
バーレーン代表戦:出場なし
評価:なし