「PK戦に持ち込みたいのかな(笑)」
――前半の20分が過ぎました。ここまでの日本代表はどうでしょうか。
「日本らしいですね。流れをコントロールしていますが、上田のヘディング以外は決定的なチャンスがまだありません」
――バーレーンのポケットに侵入する回数は多いですが、ゴール前の守備は堅いですね。
「バーレーンの『7バック』の守備を崩すのは簡単じゃないですね」
――バーレーンGKがケガをしたみたいですね。
「もう時間をつぶしている!?」
――このまま時間をつぶしても0-0のままですが…。
「PK戦に持ち込みたいのかな(笑)」
――毎熊晟矢のミドルシュートがポストに当たり、跳ね返りを堂安律がゴールに押し込みました! 日本代表が先制です!
「驚いた! 直接じゃないけど、毎熊→堂安だね!」
――旗手怜央が座り込んでしまいました。プレー続行はできないようです…。
「本当に残念ですね。今日だけじゃなく、この前のインドネシア戦もいいプレーをしていたので…。心配なケガですね。大したケガじゃないことを祈ります」
――前半は1-0でリードして終えました。日本代表の前半の戦いはどうでしたか?
「前半は満足できる出来じゃないでしょうか。完全に主導権を握っていて、先制点も取りました。ピンチもオフサイドになった場面しかなかったし、このまま勝ち上がれば完璧ですね」
――そうですね。ただ、まだ1-0なので油断もできません。日本は何に注意しなければいけないでしょうか。
「当たり前なんですが、とにかく絶対に失点しないことですね。このあと本当のバトル (イラン、カタール、ウズベキスタン、韓国、オーストラリアと対戦の可能性) が始まるので、後半も0で抑えて準々決勝に進出しなければいけません」
――追加点を奪うためには何が必要になりますか?
「これを続ければチャンスは必ず来ると思います。バーレーンはフルタイムで『7バック』の形を継続できないので、攻めてくるときに日本は後ろにあるスペースを生かしたいですね」