遠藤航の起用は怖い。久保建英や堂安律は?
中盤は3枚だ。
主将の遠藤航はインドネシア代表戦で不運にもイエローカードを提示されてしまった。森保ジャパンに欠かせない存在だけに、優勝候補の一角であるイラン代表との対戦が想定される準々決勝を累積警告で欠場という最悪のケースはなんとしても避けなければならない。かといってピッチ内で強度を落としたプレーが許されるわけでもないため、ここは思い切ってベンチスタートにしてもいいだろう。その遠藤の代役として、守田英正をアンカーに推薦したい。
インサイドハーフは川崎フロンターレでも守田と共闘した旗手怜央と10番・堂安律でいいだろう。ともに運動量が豊富であり、強靭なフィジカルを武器に球際で激しくファイトすることができる。中盤の攻防を制す上で、彼らのハードワークは欠かせないものとなるはずだ。
右ウィングは伊東純也ではなく、久保建英を推す。インドネシア代表戦では堂安が右サイド、久保がインサイドハーフという並びだったが、前者は自ら打開するよりも力強いボール奪取やゴール前に飛び込んでいく迫力に定評があるタイプで、後者が自ら仕掛けられる選手ということを考えると、入れ替えても面白そうだ。
左サイドは決定力に強みを持つ中村敬斗。残念ながら前回のインドネシア代表戦で連続ゴールが止まってしまったが、バーレーン代表戦ではどうなるか。
ワントップはここまでチームトップの3得点を叩き出している上田綺世でいいだろう。とくにインドネシア代表戦のパフォーマンスは素晴らしく、選手自身気持ちが乗っているはずだ。バーレーン代表戦でもストライカーに相応しい活躍に期待がかかる。