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Jリーグ 10か月前

2024年J1全20クラブ補強評価ランキング11~20位。Jリーグ戦力補強を格付け! 戦力ダウンと評価されたのは…

シリーズ:Jリーグ補強評価ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

18位:アビスパ福岡


 J1昇格から3年目の昨季はクラブ最高順位となる7位でシーズンを終えるとともに、JリーグYBCルヴァンカップのタイトルを手にした。今季は他クラブからのマークも激しくなるとともに、高い評価を受けた選手たちが軒並み移籍しており、場合によっては厳しい戦いを強いられる可能性も否定できない。

 やはりエースが抜けた穴は大きい。2シーズン続けてリーグ戦全試合に出場し、ともに10得点を挙げた山岸祐也が名古屋グランパスに移籍。ルキアンも湘南ベルマーレへ移籍している。代役として獲得したナッシム・ベン・カリファは前線で起点となるFWだが、2シーズンで7得点に留まり、決定力という点では前任者に劣る。サガン鳥栖から加入した岩崎悠人、東京ヴェルディへの期限付き移籍から復帰した北島祐二は2列目を主戦場としている。紺野和也や金森健志といった既存戦力とどう融合し、ゴールに結びつけていくかが課題となりそうだ。

 井手口陽介が抜けた中盤には松岡大起が加わった。ブラジルではなかなか試合に絡むことができなかったが、インテリジェンスの高さと豊富な運動量は前任者に勝るとも劣らないポテンシャルを持つため、大きなマイナスにはならないかもしれない。ただ、全体的に見ると、主力の抜けた穴を補強でカバーできたとは言い難い。昨季のような結果を残すには、既存戦力の底上げが必須となることは言うまでもない。

【一覧】アビスパ福岡移籍情報2023→2024

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