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伊藤涼太郎がFKからゴール
ベルギー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第22節、シントトロイデン対ヘンクが現地時間28日に行われ、試合は1-1のドローに終わった。この試合で途中出場となった伊藤涼太郎がフリーキック(FK)から技ありの一撃を決め、チームを敗戦の危機から救った。
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シントトロイデンでは藤田譲瑠チマと山本理仁がスタメン出場。伊藤涼太郎と小川諒也がベンチ入りを果たしている。
試合は開始2分にいきなり動く。ロングフィードに反応したアリュー・ファデラが中央に折り返す。最後はイラ・ソルが合わせてゴールネットを揺らし、ヘンクが先制に成功した。
それからしばらくスコアは動かず、試合は終盤へ。シントトロイデンの1点ビハインドで迎えた90分、途中出場の伊藤が同点ゴールを決める。左サイドでボールを受けたザカリア・エル・ワアディがドリブルで仕掛けると、ペナルティエリア手前の左で倒されFKを獲得する。伊藤が右足を振り抜くと、ボールは壁の間をすり抜け、ゴール左に決まった。
相手GKの逆を完全に突いた一撃だった。相手GKはキッカーから見て左寄りに壁を2枚作り、右寄りにポジションを取っていた。伊藤がボールを蹴る瞬間に一瞬右側に体重を乗せた。しかし、伊藤が蹴ったボールはゴール左へ。壁2枚のうち右側にいた選手が右に動いて真ん中を空けてしまい、ボールは壁の間をすり抜けてゴールに決まった。壁が動いたとはいえ、伊藤の絶妙なコントロールがゴールに繋がったと言える。相手の逆を突いた技ありFK弾だった。