1位:エリソン(川崎フロンターレ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1999年4月13日
前所属:サンパウロFC(ブラジル)
国籍:ブラジル
市場価値:300万ユーロ(約4億2000万円)
J1リーグの新外国人選手市場価値ランキングで1位にランクインしたのは、川崎フロンターレに移籍したブラジル人FWエリソンだ。市場価値は300万ユーロ(約4億2000万円)で、この金額はJ1全選手の中でも最高金額である。
エリソンの市場価値自己最高額は400万ユーロ(約5億6000万円)で、ブラジルのボタフォゴでリーグ戦20試合出場7ゴールをマークしていた2022年8月に記録した。この2022シーズンの途中でポルトガルのエストリルへ期限付き移籍するが、同クラブでは11試合出場2ゴールの成績にとどまっている。
2023年1月にブラジル復帰となったが、相次ぐ負傷によって出場試合数を伸ばすことができず、市場価値を現在の金額まで減少させていくこととなった。ブラジルでの最終シーズンは13試合出場1ゴール1アシストの結果に終わったが、エリソンは24歳とまだ若く、Jリーグで自らの価値を改めて示すことは十分に可能だろう。
昨シーズンの川崎フロンターレは天皇杯で優勝したが、リーグ戦は8位とここ10年で最低の順位となった。さらに、これまでクラブのタイトル獲得に大きく貢献してきたFWレアンドロ・ダミアンが退団したことにより、エリソンにかかる期待はより大きいものになっている。
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