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プレミアリーグ 10か月前

クロップ体制最強は? リバプール歴代スタメン&フォーメーション。激動と栄光の9年間を振り返る

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

中盤が人材難…。終盤に希望の光(22/23)

リバプール22/23フォーメーション
2022/23シーズンの基本フォーメーション

 シーズンオフにはサディオ・マネと南野拓実、ディボック・オリギがチームを去った。元得点王とカップ戦を中心に活躍したバイプレーヤーを失ったが、ダルウィン・ヌニェスに8500万ユーロ(約119億円)を投じて獲得。ファビオ・カルバーリョとカルヴィン・ラムゼイという20歳そこそこの有望株を獲得しており、若返りを印象付ける移籍市場の動きとなった。

 リーグ戦は開幕3戦で2分1敗、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でもグループステージ初戦でナポリに1-4で敗れるという波乱のスタートとなった。CLは残り5戦を全勝して決勝トーナメントに進んだものの、ラウンド16でレアル・マドリードに完敗。FAカップではブライトン、リーグカップではマンチェスター・シティにともに4回戦で敗れている。

 リーグでもなかなか波に乗ることができず、優勝争いはおろか上位争いからも離される状態に。プレシーズンでイブラヒマ・コナテが、リーグ開幕節ではチアゴ・アルカンタラが負傷し、10月にはルイス・ディアスと主力の離脱が続いた。夏の移籍市場閉幕ギリギリで獲得したアルトゥールは10月に負傷し後半戦はほぼ戦力外、ナビ・ケイタやアレックス・オックスレイド=チェンバレンも相変わらずの稼働率の低さで、中盤は人材難に陥っていた。

 冬にはコーディ・ガクポを獲得。戸惑いを見せたのは最初の数試合だけで、リーグ戦では7得点3アシストを記録している。怪我に苦しむロベルト・フィルミーノに代わる3トップの真ん中に定着し、チームもリーグ戦ラスト8試合を6勝2分でフィニッシュし、最後の最後で順位を5位に上げてUEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得してシーズンを終えている。

▽GK
アリソン

▽DF
トレント・アレクサンダー=アーノルド
イブラヒマ・コナテ
フィルジル・ファン・ダイク
アンドリュー・ロバートソン

▽MF
ファビーニョ
ハーヴェイ・エリオット
ジョーダン・ヘンダーソン

▽FW
モハメド・サラー
コーディ・ガクポ
ルイス・ディアス

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