遂に完成? 最強チームに(21/22)
2021/22シーズンの基本フォーメーション
リバプールはイブラヒマ・コナテを獲得してセンターバックに厚みを加えた。功労者のジョルジニオ・ワイナルドゥム、ジェルダン・シャキリがチームを去ったが、夏の大きな補強はコナテのみでシーズン開幕を迎えた。
フィルジル・ファン・ダイクらが戻ったチームに再び強さが戻った。以前より積極的にターンオーバーすることで主力の負担を減らすことにも成功している。UEFAチャンピオンズリーグのグループステージはプレミアリーグ勢初となる全勝。リーグ戦ではマンチェスター・シティに首位を譲っているが、わずか1敗で前半戦を終えた。
冬にはポルトからルイス・ディアスを獲得。これが即戦力となり、FW陣にさらなる厚みを加えた。リーグカップ、FAカップではともに決勝でチェルシーをPK戦の末に下し、国内カップ2冠を達成。ただ、リーグ戦では18/19シーズン同様、シティに1ポイント及ばず2位、UEFAチャンピオンズリーグでも17/18シーズン同様に決勝でレアル・マドリードに敗れ、タイトルにあと1歩及ばなかった。
先述したディアスに加え、新加入のコナテ、2年目のコスタス・ツィミカスら控え選手の貢献もチームにとっては大きく、リーグ戦ではほとんど出番が与えられない南野拓実もカップ戦を中心に公式戦9得点をマークしている。シーズン63試合というハードスケジュールの中で、リバプールは充実した結果を残したと言えるだろう。
▽GK
アリソン
▽DF
トレント・アレクサンダー=アーノルド
ジョエル・マティプ
フィルジル・ファン・ダイク
アンドリュー・ロバートソン
▽MF
ジョーダン・ヘンダーソン
ファビーニョ
チアゴ・アルカンタラ
▽FW
モハメド・サラー
サディオ・マネ
ディオゴ・ジョタ