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プレミアリーグ 10か月前

クロップ体制最強は? リバプール歴代スタメン&フォーメーション。激動と栄光の9年間を振り返る

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

史上最悪のアクシデント続出…(2020/21)

Liverpool2021
2020/21シーズンの基本フォーメーション

 UEFAチャンピオンズリーグとプレミアリーグのタイトルを手にしたクロップ・リバプールに待ち受けていたのは、予想だにしなかった荒波だった。

 波乱の始まりは10月、フィルジル・ファン・ダイクの戦線離脱だった。さらに、ジョエル・マティプ、ジョー・ゴメスが立て続けに離脱し、主力クラスのセンターバックが1人もいなくなった。さらに、彼らの代役として慣れないポジションをこなしていたファビーニョとジョーダン・ヘンダーソンも負傷。デヤン・ロブレンが抜けた最終ラインは、まるで呪われていたかのように人員不足に陥った。

 新加入のディオゴ・ジョタは怪我で離脱した期間もあったが、公式戦30試合で13得点と活躍し、最強3トップのスペアとして貴重な働きを見せた。チアゴ・アルカンタラは初のプレミアリーグという難しさもあったが、随所に特徴を発揮していた。

 しかし、最終ラインの緊急事態は、当然チーム成績にも響いてくる。中盤戦には優勝争いから脱落し、2月にはリーグ戦4連敗の屈辱を味わった。ナサニエル・フィリップスや冬に加入したオザン・カバクや奮闘、若いリース・ウィリアムスの成長もあり、最終的には3位でフィニッシュしている。

▽GK
アリソン

▽DF
トレント・アレクサンダー=アーノルド
ナサニエル・フィリップス(ジョーダン・ヘンダーソン)
ファビーニョ(リース・ウィリアムズ)
アンドリュー・ロバートソン

▽MF
ジョルジニオ・ワイナルドゥム
ジョーダン・ヘンダーソン(ファビーニョ)
チアゴ・アルカンタラ

▽FW
モハメド・サラー
ロベルト・フィルミーノ
サディオ・マネ

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