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プレミアリーグ 10か月前

クロップ体制最強は? リバプール歴代スタメン&フォーメーション。激動と栄光の9年間を振り返る

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

産みの苦しみ…。大ピンチを切り抜け…(2019/20)

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2019/20シーズンの基本フォーメーション

 悲願のCL制覇を達成したリバプールは、静かなオフを過ごした。6シーズン在籍したミニョレ、5シーズン在籍したモレノはチームを去った。アリソンの控えとしてウェストハムを契約満了になっていたアドリアンを獲得したが、それ以外に目立った補強はなかった。

 12月にはCL王者としてFIFAクラブワールドカップにも出場。準決勝で北中米王者のモンテレイ、決勝では南米王者のフラメンゴを破って世界一の称号を手にした。CLではグループリーグ初戦でナポリに敗れはしたが、なんとか決勝トーナメント進出を決めた。

 アドリアンは開幕戦で負傷したアリソンの穴を埋めた。前半戦は15試合で14失点と守備陣に不安を抱えていたが、16節のボーンマス戦から7戦連続無失点を達成するなど修正に成功している。

 過密日程を強いられたチームは、マティプ、ロブレン、ファビーニョ、ワイナルドゥムら、故障者が続出する事態に陥った。しかし、ヘンダーソンやミルナーが最終ラインを務めてチームの窮地を乗り切った。

 冬の移籍市場では、ザルツブルクから日本代表MF南野拓実を獲得。CLでリバプールを相手にゴールを奪った南野が、アンフィールドを本拠地としてプレーすることとなった。エマージーサイド・ダービーとなった1月5日のFAカップ・エバートン戦でリバプールデビューを果たすと、23日のウォルバーハンプトン戦では、負傷したマネに代わってプレミアリーグデビューを果たしている。

 28節でワトフォードに敗れて初黒星を喫したが、2位・マンチェスター・シティに圧倒的な差をつけて首位を独走。史上最速となる7試合を残してのリーグ優勝となった。

▽GK
アリソン

▽DF
トレント・アレクサンダー=アーノルド
ジョー・ゴメス
フィルジル・ファンダイク
アンドリュー・ロバートソン

▽MF
ジョーダン・ヘンダーソン
ファビーニョ
ジョルジニオ・ワイナルドゥム

▽FW
モハメド・サラー
ロベルト・フィルミーノ
サディオ・マネ

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