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日本代表 10か月前

最も評価を高めたのは?サッカー日本代表、インドネシア戦全選手パフォーマンス査定。別格だったのは…【アジアカップ2023】

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images

DF

日本代表でプレーするDF冨安健洋

【写真:Getty Images】


冨安健洋(背番号22)
インドネシア代表戦:82分 OUT
評価:A

 DFリーダーとして最高の働きをみせた。守備の部分では中盤をコンパクトにするためのラインコントロール、安定感抜群のカバーリングでピンチの芽を摘み、相手サイド攻撃に対してはインドネシア代表FWラファエル・ストライクを徹底マーク。全く仕事をさせなかった。球出しの部分でもクオリティを発揮し、52分の追加点の場面はワンタッチで堂安律にパスを通したところからカウンターがスタートした。攻守において別格の存在感だった。

町田浩樹(背番号15)
インドネシア代表戦:フル出場
評価:B

 アジアカップ初出場で堂々たるプレーをみせた。特にボールの持ち運びと球出しの部分の精度が高く、チーム最多のパス本数を記録しながら成功率は96%(94/98)を記録した。守備では相方の冨安健洋のカバーに救われた場面やボックス近辺でボールに手が触れてしまうヒヤリとした場面もあったが、全体的には安定していた。

毎熊晟矢(背番号16)
インドネシア代表戦:フル出場
評価:A

 この試合で最も評価を上げた選手ではないだろうか。右の大外レーンで仕掛けたい菅原由勢とは異なるキャラクターで、ビルドアップ時は内側のレーンでパスを受けてから配球役として機能。オフザボールの質も抜群で、自らが前に走り抜けることで、右WG堂安律にカットインするスペースを与えていた。巧みな抜け出しから決定機を演出した35分の場面も素晴らしかった。

中山雄太(背番号19)
インドネシア代表戦:フル出場
評価:B

 左SBのポジションで今大会初出場を飾った。左WG中村敬斗の大外を駆け上がるタイミングは良かったが、クロスとパスの質はもう少し上げたいところ。守備では問題なく相手の右サイドを封じた。

渡辺剛(背番号24)
インドネシア代表戦:82分 IN
評価:出場時間短く採点不可

 冨安健洋に代わって途中出場。ロングスローから失点を喫してしまったが、自身は大きなミスもなく、与えられたクローザーとしてのタスクを遂行した。

菅原由勢(背番号2)
谷口彰悟(背番号3)
伊藤洋輝(背番号21)
インドネシア代表戦:出場なし
評価:なし

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