サッカー日本代表 最新ニュース
現在開催中のAFCアジアカップカタール2023に臨むサッカー日本代表メンバーが1日に発表された。久保建英や冨安健洋らが順当に名を連ねた一方で、戦力になりそうでありながら呼ばれなかった選手もいる。今回は、確かな実力を持つも日本代表に呼ばれなかった選手を5人紹介する。※成績は21日時点の『transfermarkt』を参照
MF:田中碧(たなか・あお)
【写真:Getty Images】
生年月日:1998年9月10日
所属クラブ:フォルトゥナ・デュッセルドルフ(ドイツ)
23/24リーグ戦成績:16試合4得点1アシスト
日本代表通算成績:25試合7得点1アシスト
アジアカップはDAZNが独占配信!
月額720円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
月額720円お得に観るならDMM×DAZNホーダイ[PR]
2021年10月のカタールワールドカップ・アジア最終予選での大活躍を機に日本代表に定着し、長くチームを支えてきた田中碧だったが、AFCアジアカップカタール2023のメンバーには選ばれなかった。直近の親善試合でコンスタントにゴールを決めるなど活躍は十分だっただけに、この落選に驚いた人は多かったはずだ。
森保一監督は1日に行われたアジア杯メンバー発表会見の場で田中を外した理由について明言を避けている。一部ドイツメディアは、田中は以前よりフォルトゥナ・デュッセルドルフからのステップアップを目指しているため、今冬の移籍をスムーズに進めるべくクラブに残ったと推測している。
もちろん、単純に実力面で落選した可能性も否定はできない。相手のマークをかいくぐってタイミングよく前線に顔を出すクレバーな動きとボランチらしからぬゴールへの嗅覚、決定力などは魅力だが、守備面での強度やビルドアップの精度に関しては物足りなさがあった。
しかし、今大会の日本代表ボランチ陣は層が厚いとは言えない。佐野海舟と旗手怜央は代表での経験値が浅く、遠藤航と守田英正をなかなか変えられない状況となっている。今冬移籍の可能性が影響したか定かではないが、そうではなかったとしたら、経験値があり守田や遠藤とは違う特徴を持つ田中は呼んでおくべきだったのではないか。