14位:タイ代表
【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】
監督:石井正忠
FIFAランキング:113位
総市場価値:1005万ユーロ(約14億700万円)
最高額選手:スパチャイ・ジャディード
東南アジアサッカー選手権で最多優勝を誇るタイ代表が市場価値ランキングの14位にランクインした。総市場価値は1005万ユーロ(約14億700万円)となっているが、今大会のタイ代表はチャナティップら主力数名を欠いている。
その中で活躍が期待されるのが、タイのブリーラム・ユナイテッドに所属するFWスパチャイ・ジャディードだ(100万ユーロ/約1.4億円)。25歳のジャディードは国内リーグ戦で15試合出場9ゴール3アシストを記録しており、今大会初戦のキルギス戦では2ゴールをあげた。現在も着実に市場価値を上昇させている選手である。
また、ベルギーのOHルーヴェンにレンタル移籍中のスファナット・ムエアンタもタイ代表(80万ユーロ/約1.1億円)の注目選手であろう。チームで最も若い21歳ながら代表の10番を任されている。ここまで所属クラブでは満足な出場機会を得られていないが、主力の欠けた今大会では存在感を示すことができるだろうか。
タイ代表を率いるのは石井正忠監督だ。石井監督は鹿島アントラーズ、大宮アルディージャでの監督経験を経て、活躍の場をタイに移した。タイのブリーラム・ユナイテッドを国内三冠に導いた手腕は、AFCアジアカップの舞台ではいかに発揮されるだろうか。