15位:オマーン代表
【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】
監督:ブランコ・イバンコビッチ
FIFAランキング:74位
総市場価値:900万ユーロ(約12億6000万円)
最高額選手:サラー・アル・ヤハヤエイ、ザヒル・アル・アグバリ
市場価値ランキングの15位にランクインしたのは、ブランコ・イバンコビッチ監督のもと、ここ数年で着実にFIFAランキングの順位を上げているオマーン代表だ。総市場価値は900万ユーロ(約12億6000万円)となっている。選手の市場価値を見ると、最高金額が50万ユーロ(約7000万円)、最低金額が20万ユーロ(約2800万円)となっており、他の今大会出場国と比較すると選手個人の間で大きな金額の差は見られない印象である。
オマーン代表で最高額の市場価値を持つのが、サラー・アル・ヤハヤエイ(アル・ナフダ/オマーン)とザヒル・アル・アグバリ(アル・シーブ/オマーン)だ。グループリーグ初戦となったサウジアラビア代表戦では、アル・ヤハヤエイは相手キーパーの逆をつくPKで先制点を奪った他、右サイドからのドリブル突破でチャンスを創出したシーンも見られた。その一戦ではアル・アグバリは出場しなかったが、所属クラブでは主軸となっており、市場価値を伸ばし続けている選手である。
惜しくもサウジアラビア代表に対しては土壇場での敗戦となってしまったオマーン代表だが、GKイブラヒム・アル・ムハイニ(40万ユーロ/約5600万円)の好セーブも見られた。ブランコ・イバンコビッチ監督下で培われた守備力を武器に、残りの試合でどのような戦いを見せてくれるだろうか。