16位:インドネシア代表
【写真:2024 Asian Football Confederation (AFC)】
監督:シン・テヨン
FIFAランキング:146位
総市場価値:890万ユーロ(約12億4600万円)
最高額選手:サンディ・ウォルシュ
世界でもトップレベルに熱いとされるサポーターを抱えるインドネシア代表が市場価値ランキングで16位にランクインした。日本代表と同組のグループDで現在1勝1敗の成績となっている。
インドネシア代表で市場価値最高額を有するのが、ベルギー、アイルランド、イングランド、スイス、ベルギー、インドネシアの6つの国にルーツがあり、U20オランダ代表の経験を持つDFサンディ・ウォルシュ(150万ユーロ/約2.1億円)だ。ベルギーのメヘレンに所属するウォルシュはこれまで同国でキャリアを積み、2023年9月にインドネシア代表に初招集となった。インドネシア代表で唯一の100万ユーロ超えの選手であり、その金額とキャリアに見合った活躍が期待されていることだろう。
また、インドネシア代表選手の平均年齢は24.5歳であり、若い選手が多く選出されている。グループリーグ初戦のイラク戦で同点ゴールを決めた攻撃的MFマルセリーノ・フェルディナン(30万ユーロ/約4200万円)はチーム最年少の19歳である。ベルギー2部のKMSKダインゼに所属するフェルディナンは今大会を市場価値上昇のきっかけとすることができるだろうか。
4大会ぶりのAFCアジアカップ出場となったインドネシア代表は、同国代表初の決勝トーナメント進出をかけてグループリーグ最終戦を格上の日本代表と対戦する。この一戦に勝利して歴史を塗り替えることができるだろうか。