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日本代表 10か月前

サッカー日本代表ズラリ!? アジアカップ最高額ベストイレブン。大会を彩るアジアのスター選手たち【アジアカップ2023】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

CB:キム・ミンジェ(韓国代表)


【写真:Getty Images】


所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
生年月日:1996年11月15日
最新市場価値:6000万ユーロ(約84億円)
23/24リーグ戦成績:15試合1得点0アシスト

 韓国代表のキム・ミンジェは、アジアカップに出場しているセンターバックの中で圧倒的に高い評価を受けている。市場価値6000万ユーロ(約84億円)は、アジア人全選手でトップタイだ。

 キム・ミンジェは、2022年夏にトルコのフェネルバフチェからイタリアのナポリへ移籍してブレイクした。対人の強さに加えて戦術理解も高く、ナポリですぐに適応して、2022/23シーズン・セリエA独走優勝に大きく貢献している。2022年6月時点で1400万ユーロ(約19億6000万円)だった市場価値は、1年で6000万ユーロ(約84億円)まで上昇し、昨年夏にドイツのバイエルン・ミュンヘンへ移籍した。

 2022/23シーズンの活躍が注目されたキム・ミンジェは、2023年のバロンドール・ランキングで22位にランクインした。アジア人のDFがバロンドールの候補に入るのは史上初の快挙であり、サッカーの歴史で最も評価されているアジア人センターバックと言っても過言ではない。

CB:伊藤洋輝(日本代表)


【写真:Getty Images】

所属クラブ:シュトゥットガルト(ドイツ)
生年月日:1999年5月12日
最新市場価値:2200万ユーロ(約30億800万円)
23/24リーグ戦成績:12試合0得点2アシスト

 伊藤洋輝は、日本代表でも所属クラブのシュトゥットガルトでも左サイドバックでの起用が多いが、センターバックとしても高い能力を誇っている。

 2022/23シーズンのシュトゥットガルトで3バックの左を担当することが多かった伊藤は、シーズン終盤にセバスティアン・ヘーネスが監督に就任したことで、4バックの左が主戦場になった。

 伊藤は守備の強度が高く、188cmの長身をいかした空中戦でも強さを発揮する。そのため、相手の攻撃時に反対サイドからファーサイドにクロスボールが入ったときの競り合いも不安がない。また、抜群の精度を誇る左足のキックもあり、攻めの起点としても期待できる。

 2021年夏に当時J2のジュビロ磐田からシュトゥットガルトに移籍した際、伊藤の市場価値は55万ユーロ(約7700万円)だった。そこから約2年半で2200万ユーロ(約30億800万円)に急上昇しており、ヨーロッパでも高い評価を受けているDFだ。

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