「相手が韓国になったら仕方ありません」

――よし！！ 遠藤航のゴールで1点！

「無理でしょう…」

「堂安…! それはザ・チャンスだったかも…」

――同点になったと思いました。

「同感です」

――試合終了です。イラクは優勝したかのような喜び方。

「負けてしまいました。イラクは優勝するかもしれません！ 非常にいいチームです。今日の勝利に値する」

「日本のグループリーグ敗戦は35年ぶり！ すごい」

――歴史的ですね。

「次は2059年になりますように！ とりあえず次のインドネシアに勝たなければいけない！」

――そうですね。決勝トーナメントでは強い相手が待っています。日本はこのままで優勝できますか。

「もちろんできると思います。優勝するために強い相手を倒す必要があります。決勝か準決勝かラウンド16かは構いません。今日の課題を修正して次の試合に勝つしかないです。そしてこのショックがチームにポジティブな影響を与えるといいですね」

――そうなることを祈ります。

「ラウンド16の相手が韓国になったら仕方ありません。しっかり韓国に勝って自信をつけて、優勝しましょう！ こういうメンタリティーが大事です！笑」

――そうですね。選手に伝えます！ 本日もありがとうございました！

ショーン・キャロル
1985年イングランド生まれ。2009年に来日。「ニッポンとサッカー　英国人記者の取材録」の筆者。「Jリーグ Monthly」のレギュラー出演。高校サッカー、Jリーグ、日本代表など幅広く取材している。過去にはスカパーやNHK、J SportsなどのJリーグ番組出演も。

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