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冨安健洋が試合勘の難しさについて語る

【写真：Getty Images】

　AFCアジアカップカタール2023・グループリーグD第2節にて、サッカー日本代表は19日にイラク代表と対戦する。12月上旬に左脚を負傷した冨安健洋は元日のリーグ戦で復帰したが、この試合で別の箇所を痛めた影響で日本代表合流後は別メニュー調整が続いていた。

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　ベトナム代表戦を欠場したが、全体練習ではフルメニューをこなしており、18日の前日会見で森保一監督は冨安について「プレー可能」と答えている。一方で、ターンオーバーについて聞かれた冨安は「（スタメンについては）監督が決めること。選手は練習から準備ができているよというのを示さないといけない」と述べた上で、自身のアーセナルでの経験を踏まえつつ試合勘の難しさについて次のように語った。

「間違いなく全選手を使いながらやれば出ていない選手が出てこないですし、ゲーム勘というのも去年アーセナルで分かっていますけど、出れていないときにポンと試合に出されても難しい。試合勘を落とさないという意味ではできる限り多くの選手を使うのは1つのアイデアだと思います」

　試合勘とコンディションについては、16日に遠藤航も次のように言及していた。

　「まだ怪我人もいたり、ウインターブレイクで休んでいた選手もいる。練習試合をやったにせよ試合勘はこれから（上がる）だろうし、個人的にも一回休んでいたので、コンディションはこれから上がっていくと思う」

　アジア杯優勝を目指しているのであれば、各選手のコンディションや試合間の維持、負担を軽減するためにもターンオーバーを実施するかどうかは重要な事案だ。

　森保監督はカタールワールドカップ第2戦のコスタリカ代表戦でも、スタメン選手の入れ替えを行なっている。ベトナム戦からメンバーをどこまで変えるのか、森保監督のメンバー選出に注目が集まる。

（取材：加藤健一【カタール】、構成：編集部）

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