3位:イラン代表
【写真:Getty Images】
監督:アーミル・ガレノイ
FIFAランキング:21位
総市場価値:5158万ユーロ(約72億2120万円)
最高額選手:メフディ・タレミ
FIFAランキングでは日本に次いでアジア2位に位置するイラン代表が、総市場価値5158万ユーロ(約72億2120万円)で市場価値ランキングの3位につけている。イラン代表は平均年齢29.5歳と、ベテラン選手が多く選出されているチームである。
イラン代表の市場価値最高額の選手も、代表キャップ数77試合のベテランFW、ポルトガルのFCポルト所属のメフディ・タレミ(1200万ユーロ/約16.8億円)である。そしてタレミと双璧をなすのが、ASローマにレンタル移籍中のイラン代表エースストライカー、サルダル・アズムン(1000万ユーロ/約14億円)だ。代表での通算得点数はタレミが43点、アズムンが49点となっており、イラン代表のキーマンである。
しかしタレミとアズムンは、今シーズンは所属クラブで十分な結果を出せていない。アズムンはここまでリーグ戦でのスタメン出場が無く、ゴールも1にとどまる。AFCアジアカップで挽回できるだろうか。
イラン代表を指揮するのは前回のFIFAワールドカップ後に就任したアーミル・ガレノイ監督だ。ガレノイ監督就任後のイラン代表は好調を維持し、AFCアジアカップ開幕まで13試合で11勝2分という好成績を残している。この勢いのままベテラン選手の経験を活かし、タイトル獲得の栄冠に輝くことができるだろうか。