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日本代表 10か月前

スペック最強は誰だ!? サッカー日本代表能力値ランキング11〜20位。活躍が期待される男たち【アジアカップ2023】

シリーズ:日本代表能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

13位:上田綺世(フェイエノールト/オランダ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1998年8月28日
市場価値:900万ユーロ(約12.6億円)
23/24リーグ戦成績:13試合1得点0アシスト
日本代表通算成績:20試合8得点0アシスト

 上田綺世は今季より加入したフェイエノールトで出場機会の確保に苦しんでいるが、日本代表では好調だ。昨年だけで1度のハットトリックを含む7得点をマークしており、先日行われたAFCアジアカップカタール2023の初戦でも途中出場ながらゴールネットを揺らしている。現状のCF 1番手だ。

「攻撃」の数値は「83.3」とさすがの結果となっている。シュートセンスに優れるだけでなく、DFとの駆け引きや危険なスペースへの侵入などオフ・ザ・ボールの動きが秀逸で、一瞬のアクションから相手のゴールを脅かすことができる。ゴールへの意欲が常に高いだけでなく、フットボール「IQ」が高いからこそ、なせるわざと言っていい。

 身体能力の高さも上田を語る上で外せないポイントであり、とくにヨーロッパへと活躍の舞台を移してからはパワーが格段にレベルアップした。相手を背負った状態でも難なくプレーし、空中戦でもそう簡単には負けない。もちろん、その力強さはシュートにも活かされている。もともとのコントロールの良さにパンチ力がプラスされることで、この男のフィニッシュはGKにとってより厄介なものとなった。

 日本代表の選手がアジア杯の舞台で得点王に輝いたのは、2007年大会の高原直泰が最初で最後だ。その高原に肩を並べられるだけのポテンシャルを上田が秘めているのは明らか。日本の1番手ストライカーとしてカタールの地で大暴れしてほしい。

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