18位:浅野拓磨(ボーフム/ドイツ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1994年11月10日
市場価値:400万ユーロ(約5.6億円)
23/24リーグ戦成績:16試合5得点1アシスト
日本代表通算成績:48試合9得点4アシスト
日本では「ジャガー」の愛称で知られる浅野拓磨は、今大会でも日本代表を救う働きをしてくれるだろうか。カタールワールドカップの初陣となったドイツ代表戦でのゴールは記憶に新しい。
浅野は大舞台に強い。2016年に行われたAFC U-23選手権決勝のU-23韓国代表戦で途中投入から2得点を奪う活躍で、逆転勝利の立役者となった。さらに、昨年5月に行われたブンデスリーガ1部最終節のレバークーゼン戦では1ゴール1アシストの活躍で、2部との入れ替え戦圏内にいたチームを自動残留に導いた。
浅野の最大の特徴といえば爆発的なスピードで、それを含めた「フィジカル」の数値は「85」となった。相手DFを一瞬で置き去りにし、あっという間にゴールへ迫ることができる。そのスピードで世界トップレベルが揃うドイツ代表を苦しめた。
一方で「スキル」と「IQ」が「60」台と伸びず。重要な試合でゴールを決められる選手ではあるが、シュート技術が傑出しているわけではない。そのため「スキル」は63.8に留まった。また、「守備」は「54」と最も低い。スピードを活かして前線からプレスをかけるシーンは見られるが、ウィングでプレーした時の対人守備ではやや脆さが出てしまう。