6位:2019年
開催国:カタール
アジア杯成績:準優勝
監督:森保一
2019年カタール大会は、参加チームが前回大会から8つ増え、24カ国がアジアの頂点を目指して戦った。日本代表にとっては、森保一監督が就任して初めての大会となっている。
2017年から東京五輪を目指すU-24代表監督を務めていた森保監督は、冨安健洋や堂安律といった若手を招集した。グループステージを3戦全勝で突破すると、決勝トーナメント1回戦のサウジアラビア代表戦では、冨安がCKからヘディングシュートを決めて、これが決勝点となった。続く準々決勝のベトナム代表戦では、途中出場の堂安がPKで決勝点を挙げている。
準決勝のイラン代表戦では、大迫勇也の2得点と原口元気のゴールで3-0と快勝したが、決勝のカタール代表戦では相手の完璧な対策を前にほとんど何もできず、、1-3の惨敗。準優勝に終わった。
それでも、決勝トーナメントの4試合のうち決勝を除く3試合が無失点勝利で、安定感のある戦いをしていた大会だったと言える。若手の台頭という収穫もあり、今後につながる準優勝だったと言えそうだ。