9位:2015年
開催国:オーストラリア
アジア杯成績:ベスト8
監督:ハビエル・アギーレ
日本代表は、2014年のブラジルワールドカップのあとでメキシコの名将、ハビエル・アギーレ監督を招へいし、新たなスタートを切った。メンバーは長谷部誠や本田圭佑、香川真司などブラジルワールドカップのメンバーを軸にした構成で、そこに柴崎岳ら新しい力が加わっている。
新体制初の大会は、好スタートだった。グループステージでは、パレスチナ代表、イラク代表、ヨルダン代表と対戦して3連勝を飾り、危なげなく首位通過を果たした。しかし、決勝トーナメント1回戦では、UAE代表に大苦戦。35本のシュートを浴びせるも得点は柴崎の1点のみで、PK戦の末に敗退している。
アジアトップクラスの能力があることは明らかだったが、それだけに準々決勝敗退というのはショッキングな出来事で、ベストイレブンに選出された選手もゼロだった。日本代表がアジア杯のベスト8で敗退するのは1996年大会以来で、悲観的な意見も多く出ている。
大会後の2月には、アギーレ監督との契約を解除し、ヴァイッド・ハリルホジッチ体制で2018年のワールドカップを目指すことになった。