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日本代表 10か月前

サッカー日本代表予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。アジアカップ2023初戦ベトナム代表戦、冨安健洋らの起用は?

シリーズ:日本代表予想スタメン&フォーメーション text by 編集部 photo by Getty Images

MF:守田英正(背番号5)


【写真:Getty Images】


生年月日:1995年5月10日(28歳)
所属クラブ:スポルティングCP(ポルトガル)
23/24リーグ戦成績:14試合1得点3アシスト
日本代表通算成績:28試合2得点3アシスト

 守田英正は昨年12月30日のリーグ戦を最後にチームを離れ、日本代表に合流している。直前にアクシデントでもない限り、ベトナム代表戦は中盤の一角に守田が入ることになるだろう。

 所属クラブは3バックを採用しており、その前のダブルボランチの一角に入る守田はチャンスに絡む動きが求められている。日本代表合流前最後の試合となったポルティモネンセ戦では左のポケットに走りこみ、ゴール前に折り返して決勝ゴールをアシストしている。攻撃にかかわる能力の高さはポルトガル移籍後に引き出された魅力だが、日本代表ではどちらかというと攻守のバランスを調整する役割が期待される。

 相棒が誰になるかによっても役割は変わるが、守田が入ることでチームの流動性が高まり、日本代表が主導権を握ることができるのは確か。大会初戦を確実にものにするためにも、守田の活躍が重要になることは間違いない。

MF:佐野海舟(背番号26)

サッカー日本代表MF佐野海舟
【写真:田中伸弥】

生年月日:2000年12月30日(23歳)
所属クラブ:鹿島アントラーズ
2023リーグ戦成績:27試合1得点0アシスト
日本代表通算成績:2試合0得点0アシスト

 代表デビューからわずか2ケ月の23歳が、アジアの頂点を決める大会の大事な初戦に先発する可能性が高い。FC町田ゼルビアから鹿島アントラーズに移籍した昨季、負傷のため参加辞退となった伊藤敦樹の代役という形で11月に追加招集され、その直後のFIFAワールドカップ26アジア2次予選・ミャンマー代表戦でデビューしている。

 12月上旬のシーズン終了後はつかの間のオフを経て元日のタイ代表戦、そしてアジアカップに向けて調整してきた。コンディション調整は難しかったはずだが、鹿島のフィジカルコーチらのサポートを受け、この大会に照準を合わせる。

 遠藤航や守田英正が確固たる信頼を築き上げるポジションだが、最大7試合のこの大会を勝ち抜くためには、佐野がこの大会で起用できる目処を立てたいところだ。ミャンマー代表戦、タイ代表戦と東南アジア勢を相手にも臆することなくアグレッシブなプレーを見せた佐野が、その135分で感じた課題に向き合いながら大事な初戦に臨む。

MF:南野拓実(背番号8)


【写真:Getty Images】

生年月日:1995年1月16日(28歳)
所属クラブ:ASモナコ(フランス)
23/24リーグ戦成績:16試合5得点4アシスト
日本代表通算成績:52試合18得点10アシスト

 優勝するためには7試合を戦わなければならず、最後の4試合をすべて勝たなければならない。約1ケ月の長丁場を乗り切るためには26人全員の力が必要になると同時に、コンディションにも細心の注意を払う必要がある。久保建英はトップ下のファーストチョイスだが、ベトナム代表戦では南野拓実が先発すると予想される。

 昨年のFIFAワールドカップカタール2023も含め、昨季は南野にとって不完全燃焼の1年だった。ただ、ASモナコ在籍2年目の今季は開幕から好調で、W杯以降外れていた日本代表にも10月に復帰を果たしている。背番号10は堂安律に譲る形になったが、日本代表で再び輝くための準備は整っている。

 南野は12月20日のリーグ戦を最後にチームを離れて国内合宿に合流し、元日のタイ代表戦でゴールを記録した。大会直前に合流する選手も多い中、比較的余裕を持って合流できた南野にはコンディション面でアドバンテージがある。初戦を託すに不足はない。

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