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日本代表 11か月前

【サッカー日本代表スタメン案】初陣ベトナム戦は主力温存? 久保建英や冨安健洋を外すのは得策か?【アジアカップ2023】

text by 編集部 photo by Getty Images

Jリーグ組に期待



 ダブルボランチの一角には守田英正。森保ジャパンを長く支えてきた主力選手の1人であり、今大会における優勝のカギを握る1人と言っても過言ではない。

 その相棒には鹿島アントラーズの佐野海舟を推薦する。日本代表デビュー戦となったワールドカップ・アジア2次予選のミャンマー代表戦、そして元日に行われたタイ代表との親善試合で見せたパフォーマンスはいずれも素晴らしく、“ひとまず”アジアのレベルで問題なく通用することを証明した。ボールを奪い切る強さと上手さ、そして前に運んでいくダイナミックなプレーをベトナム代表戦でも示してほしい。

 2列目には同じリーグで活躍する3人を並べたい。

 右サイドは昨年の活動でゴールとアシストを量産した伊東純也。いま森保ジャパンで最も恐ろしい存在と言っても過言ではなく、その爆発的スピードと得点に直結するプレー精度の高さは間違いなくベトナム代表にとっても脅威となる。

 三笘薫が離脱中の左サイドは中村敬斗。決定力の高さは今メンバー屈指のものがあり、日本代表ではここまで5試合で5得点と勢いが止まらない。ベトナム代表戦では右の伊東で崩し左の中村で仕留めるというスタッド・ランス“コンビ”の流れを見たいところだ。

 そしてトップ下は南野拓実。同選手は4年前のアジア杯も経験しているが、その時は1ゴールを奪うに留まり優勝も逃した。今大会は悔しさをバネに、初戦からゴールを奪い量産態勢に入ることができるか。

 1トップは細谷真大を抜擢。まず守備からゲームに入ることが予想されるベトナム代表相手には、裏への抜け出しに強みを持つタイプより、ボールを収め周りを活かすことができるタイプのFWが有効だ。上田綺世はそのベストな人材だが、コンディション面に不安があるため、スピードも相手を背負いながらプレーできるパワーもある万能型の細谷が今回は先発に相応しいだろう。

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