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日本代表 10か月前

スペック最強は誰だ!? サッカー日本代表能力値ランキング1〜10位。久保建英、三笘薫…トップは?【アジアカップ2023】

シリーズ:日本代表能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

1位:冨安健洋(アーセナル/イングランド)

冨安健洋

【写真:Getty Images】


生年月日:1998年11月5日
市場価値:3000万ユーロ(約42億円)
23/24リーグ戦成績:13試合1得点1アシスト
日本代表通算成績:37試合1得点2アシスト

 名門アーセナルに身を置く冨安健洋は、2019年のアジアカップに出場。この時はボランチとセンターバックを兼任し全試合出場を果たしたが、チームは決勝戦でカタール代表に敗れ涙を呑んだ。そこから4年が経ち、チームも自身も大きくレベルアップした。リベンジへ向け視界は良好と言ったところだ。

 速さ、強さ、高さの三拍子が揃う冨安はあらゆるタイプのFWを封じることが可能。また、ポジショニングで優位性を生み出したり、カバーリングで味方を助けたり、優れた危機察知能力を発揮しぎりぎりのところでピンチをかき消したりと、身体能力に頼らないクレバーなディフェンス対応も光る。この男が最終ラインにいるだけで日本代表の守備力がグッと高まるのは決してオーバーな表現ではなく、「守備」の能力値はランキング内唯一の90超えとなっている。

 現代のDFには高い攻撃性能が求められるが、冨安はその条件も難なくクリアしており、「攻撃」の起点にも中継地点にもなることができる。何より凄いのは左右遜色なく質の高いボールを繰り出せることで、相手のプレスにまんまとハマることがほとんどないこと。センターバックだけでなく、左右両サイドバックでも安定したプレーを発揮できる一因と言っていいだろう。

「守備」で圧巻の能力値90を叩き出し、「フィジカル」と「IQ」で85超え、「スキル」はDF陣唯一の70オーバーと堂々の1位となった冨安。怪我の多さは唯一のウィークポイントと言わざるを得ず、「フィジカル」が90未満に落ち着いた原因でもあるが、日本人史上最強のDFであることに疑いの余地はない。

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【了】

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