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Jリーグ 11か月前

一気に評価アップ! Jリーグ“ブレイク”ランキング11〜20位。2023年、最も市場価値を上げたのは?

シリーズ:市場価値アップランキング text by 編集部 photo by Getty Images

12位:樋口雄太(鹿島アントラーズ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1996年10月30日(27歳)
市場価値の上昇額:30万ユーロ(約4200万円/30%UP)
市場価値の変動:100万ユーロ(約1億4000万円)→130万ユーロ(約1億8200万円)
2023リーグ戦成績:33試合3得点12アシスト

 大学卒業後の2019年にユース時代を過ごしたサガン鳥栖でプロデビューを果たした樋口雄太は、2022年から鹿島アントラーズで活躍中だ。

 鹿島1年目で32試合に出て2得点8アシストを記録していた樋口は、2年目の2023シーズンにより存在感を強め、3得点12アシストを記録した。エウベルやヤン・マテウス(ともに横浜F・マリノス)、武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)といった実力者を抑えて、リーグトップのアシスト数となっている。

 樋口の最大の武器は、抜群の精度を誇る右足だ。広い視野と的確な判断で、正確なボールを送り届けることができる。さらに、ゴールを狙う意識も高く、味方を動かすだけでなく、隙があれば自身も前に上がっていく。8月6日の北海道コンサドーレ札幌戦では、キックオフからスルスルと前線のスペースに飛び込んで開始12秒で先制点を奪うと、さらに2アシストを記録して、3-0の勝利に貢献した。

 得点もアシストも増えている樋口は、そろそろ日本代表から声がかかっても不思議ではないはずだ。

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