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Jリーグ 11か月前

一気に評価アップ! Jリーグ“ブレイク”ランキング11〜20位。2023年、最も市場価値を上げたのは?

シリーズ:市場価値アップランキング text by 編集部 photo by Getty Images

13位:荒木隼人(サンフレッチェ広島)


【写真:Getty Images】


生年月日:1996年8月7日(27歳)
市場価値の上昇額:30万ユーロ(約4200万円/33.3%UP)
市場価値の変動:90万ユーロ(約1億2600万円)→120万ユーロ(約1億6800万円)
2023リーグ戦成績:32試合1得点0アシスト

 サンフレッチェ広島ユース出身の荒木隼人は、関西大学を卒業して2019年に広島に加入した。

 荒木は身長186cm・体重78kgという恵まれた体格が武器で、空中戦で圧倒的な強さを誇る。2023シーズンのリーグ戦空中戦勝利数は「157」。これは大迫勇也(ヴィッセル神戸)に次ぐリーグ2位の数字で、DFとしてはリーグトップだ。フィジカルだけでなく、DFとしてはあらゆる能力が高く、広島の3バックの中央に君臨して両脇のカバーリングもそつなくこなしている。

 荒木は、2023シーズン最終節・アビスパ福岡戦で、終了間際に得意のヘディングでシーズン初ゴールを決めた。この得点で勝利を手にした広島は、浦和レッズを抜いて3位でシーズンを終えている。広島は12月末に荒木の契約更新を発表しており、ファンを大いに安堵させた。

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