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Jリーグ 11か月前

一気に評価アップ! Jリーグ“ブレイク”ランキング11〜20位。2023年、最も市場価値を上げたのは?

シリーズ:市場価値アップランキング text by 編集部 photo by Getty Images

18位:鳥海晃司(セレッソ大阪)

セレッソ大阪の鳥海晃司
【写真:Getty Images】


生年月日:1995年5月9日(28歳)
市場価値の上昇額:30万ユーロ(約4200万円/100%UP)
市場価値の変動:30万ユーロ(約4200万円)→60万ユーロ(約8400万円)
2023リーグ戦成績:30試合0得点1アシスト

 ジェフユナイテッド千葉の下部組織で育った鳥海晃司は、トップ昇格の話があったというが、「そのままプロに上がっても出られる自信がなかったのと、自分をもっと鍛えたいという思い」(C大阪公式サイトのインタビュー)から、明治大学に進学して自分を磨き、2018年に千葉に加入した。プロ1年目からJ2でコンスタントに出場すると、2021年にセレッソ大阪に加入している。

 J1初挑戦となった2021シーズンは、宮崎キャンプでケガをしたため出遅れたことも影響し、リーグ戦4試合の出場にとどまったが、2022シーズンは19試合に出場して存在感を強めると、2023シーズンは不動のレギュラーとして30試合に出場した。

 身長183cmの鳥海は、センターバックとしては大柄ではないが、カバーリングが絶妙で、味方が競り合ったあとのボールを回収する能力が高い。また、大学までボランチでもプレーしていたこともあって、足元の技術が高く、最終ラインからダイレクトで前線に精度の高いパスを供給することもできる。相手のハイプレスを受けても冷静にボールを処理し、攻撃の起点にもなる選手だ。

 C大阪加入時と比べて市場価値が2倍の60万ユーロ(約8400万円)になっている鳥海は、さらに市場価値を高めていけるだろうか。

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