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Jリーグ 11か月前

一気に評価アップ! Jリーグ“ブレイク”ランキング11〜20位。2023年、最も市場価値を上げたのは?

シリーズ:市場価値アップランキング text by 編集部 photo by Getty Images

19位:角田涼太朗(横浜F・マリノス)


【写真:Getty Images】


生年月日:1999年6月27日(24歳)
市場価値の上昇額:30万ユーロ(約4200万円/120%UP)
市場価値の変動:25万ユーロ(約3500万円)→55万ユーロ(約7700万円)
2023リーグ戦成績:16試合0得点0アシスト

 角田涼太朗は、浦和レッズのジュニアユース出身で、前橋育英高校を経て筑波大学に進学し、大学3年生だった2020年10月に横浜F・マリノスで特別指定選手としてJリーグデビューを飾った。当初は2022年から加入する予定だったが、半年早めて2021年7月に横浜FMと契約を交わして、プロとしてのキャリアを始めている。

 角田は実質プロ2年目となる2022シーズンの序盤戦からコンスタントに起用された。しかし、夏以降は出番を失い、リーグ戦の出場は18試合にとどまっている。

 さらなる飛躍を目指した2023シーズンは、開幕スタメンの座を勝ち取った。インテリジェンスの高いセンターバックで、カバーリングがうまく、後方からボールを運んで鋭い縦パスを打ち込む技術も高い。サイドバックをこなせる器用さもあって、シーズン序盤はフルタイム出場が続いた。

 3月には日本代表に選出されたが、怪我のため参加を見送った。さらに、5月6日の練習中に右第5中足骨骨折の重傷を負って離脱すると、約3カ月で復帰したあとも、10月に下あごの骨を折って離脱するなど、不運が続き、リーグ戦の出場は前年よりも少ない16試合となっている。

 シーズンを通して横浜FMで活躍することができれば、まだまだ市場価値が上昇する可能性は十分にあるはずだ。

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