DF:髙橋センダゴルタ仁胡(たかはし・せんだごるだ・にこ)
生年月日:2005年8月16日(18歳)
所属クラブ:FCバルセロナ・フベニールA(スペイン)
アルゼンチン人の父を日本人の母を持つ髙橋センダゴルタ仁胡は、14歳でFCバルセロナの下部組織に加入し、18歳となった現在は、フベニールA(U-19)に所属している。昨年には英紙『ガーディアン』が選ぶ「世界の次世代サッカー選手60人」に選出され、「小柄だが力強く、ポゼッションでは非常に落ち着きがあり、前線への突破も速い」と評されている。
左サイドを積極的に駆け上がる攻撃的サイドバックで、柔らかいボールタッチでチャンスメイクに関与するプレーを得意とする。左足のキックの精度も高く、クラブではセットプレーのキッカーを任されることもある。
2022年にU-19日本代表に選出されると、持ち前のサッカーIQの高さを武器に、違和感なくチームに溶け込んでみせた。2023年にはU-20日本代表に飛び級で選ばれ、FIFA U-20ワールドカップにも出場。惜しくも敗れたU-20イスラエル代表戦では、自身のFKが得点の起点となるだけでなく、その左足のキックで何度もチャンスを作っていた。スペインでしのぎを削り、日の丸を背負って世界を経験した18歳が、A代表に名を連ねる日はそう遠くないうちに訪れるかもしれない。