MF:橋本陸斗(はしもと・りくと)
生年月日:2005年4月2日(18歳)
所属クラブ:Y.S.C.C横浜
東京ヴェルディの橋本陸斗は、2021年2月28日のJ2リーグ開幕節に出場し、15歳10ケ月26日でJリーグデビューを果たした。これは久保建英、森本貴幸に次ぐ年少記録で、J2史上最年少。このとき橋本はまだ中学生だった。
バングラディッシュ人の父と日本人の母を持ち、小学生年代から東京ヴェルディの育成組織でプレーする。飛び級で同ジュニアユース、ユースとカテゴリーを上げ、中学卒業を待たずにJリーグデビュー。その約1ケ月後にはユース所属ながらプロ契約を結んでいる。
相手を置き去りにするスピードと切れ味鋭いドリブルが持ち味で、左足から放たれる強烈な一撃も魅力だ。ポテンシャルの高さに疑いの余地はないが、まだ発展途上で怪我も多い。今季は公式戦で出場機会がなく、夏にY.S.C.C.横浜へ期限付き移籍してJ3リーグで7試合に出場した。19歳となる今季は高卒選手と同い年で、今後のキャリアを左右するシーズンになるかもしれない。