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なぜ獲った…。マンチェスター・ユナイテッド、冬の大失敗補強5選。活躍できずに終わった実力者たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ディエゴ・フォルラン(元ウルグアイ代表)

ディエゴ・フォルラン
【写真:Getty Images】


生年月日:1979年5月19日
移籍金:1100万ユーロ(約15.4億円)
在籍期間:02年冬~04年夏
リーグ戦成績:62試合10得点7アシスト

 アルゼンチンの名門インデペンディエンテで台頭したディエゴ・フォルランは、22歳で迎えた02年1月にマンチェスター・ユナイテッドに加入した。ブラックバーンへと売却したアンディ・コールの後釜としての補強だったが、ルート・ファン・ニステルローイとオーレ・グンナー・スールシャールの2トップの牙城を崩すことができず。加入から半年間は公式戦18試合で無得点と結果を残すことができなかった。

 在籍2季目となった2002/03シーズンは、開幕直後の9月に移籍後初ゴールを決めると、公式戦45試合で9得点を記録。無得点に終わった前シーズンと比較すると大幅に得点数を伸ばしたが、それでもファン・ニステルローイとスールシャールの強力2トップからスタメンの座を奪うことはできなかった。

 3季目も同様に途中出場が主な起用法となると、04年夏にクラブがウェイン・ルーニーを獲得したことでフォルランの序列はさらにダウン。320万ユーロ(約3.8億円)の移籍金でビジャレアルへ移籍となった。結果的にフォルランは2004/05シーズンにラ・リーガで25得点を決めて得点王に輝いており、ユナイテッドが彼のポテンシャルを活かすことができなかったと捉えるべきだろう。

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