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Jリーグ 11か月前

一気に評価アップ! Jリーグ“ブレイク”ランキング1~10位。2023年、最も市場価値を上げたのは?

シリーズ:市場価値上昇ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:松木玖生(FC東京)

FC東京の松木玖生
【写真:Getty Images】


生年月日:2003年4月30日(20歳)
市場価値の上昇額:45万ユーロ(約6300円/112.5%UP)
市場価値の変動:40万ユーロ(約5600万円)→85万ユーロ(約1億1900万円)
2023リーグ戦成績:22試合1得点3アシスト

 松木玖生は、これからの日本サッカーをけん引していくことが期待される20歳のMFだ。

 名門・青森山田高校で1年生の時から全国高校サッカー選手権大会に出場して注目を集めた松木は、各世代別代表でも中心選手として存在感を示し、2022年にFC東京に加入した。ルーキーイヤーからコンスタントに起用されると、2年目の2023シーズンはU-20日本代表の主将として参加したU-20ワールドカップの時期にクラブを離れたが、Jリーグで22試合に出場してさらに経験を積んでいる。

 松木は、MFとして高い技術力を誇るが、それ以上にフィジカル能力が際立っている。相手が激しく寄せてきても、それをはじき返す体幹の強さがあり、この強さは守備面にも活かされ、FC東京の中盤のプレスをより効果的にした。

 2023年11月にAFC年間最優秀ユース選手賞を受賞した松木は、名実ともにアジア最高の若手と言えるだろう。若手が多く登場するこのランキングのトップ10の中でも20歳は最年少で、これから飛躍的に市場価値を高めていくことが期待されている大器だ。

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