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Jリーグ 11か月前

一気に評価アップ! Jリーグ“ブレイク”ランキング1~10位。2023年、最も市場価値を上げたのは?

シリーズ:市場価値上昇ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

9位:大迫敬介(サンフレッチェ広島)

サンフレッチェ広島の大迫敬介
【写真:Getty Images】


生年月日:1999年7月28日(24歳)
市場価値の上昇額:35万ユーロ(約4900万円/41.2%UP)
市場価値の変動:85万ユーロ(約1億1900万円)→120万ユーロ(約1億6800万円)
2023リーグ戦成績:34試合28失点

 大迫敬介は、2015年にサンフレッチェ広島ユースに加入し、2018年にトップチームに昇格した。プロ2年目の2019年、林卓人の負傷離脱を機に出番を得ると、そのまま正GKに定着して評価を高め、19歳でサッカー日本代表デビューを果たしている。

 シュートストップ技術に定評がある大迫は、特にボールをキャッチする能力が抜群だ。2023シーズンのJリーグのデータでは、クロスボールに対するキャッチ率が30.2%でリーグ3位となっている。ペナルティエリア内シュートとペナルティエリア外シュートのキャッチ率もリーグ上位だ。

 大迫はビルドアップの質が課題と言われてきたものの、徐々に向上している印象で、総合力の高いGKへと成長している。

 日本代表ではなかなか出番がなかった大迫だが、カタールワールドカップを終えたあと、2023年は4試合に出場した。森保一監督が期待している若手GKであることは間違いない。

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