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日本代表 11か月前

大失敗…。冬の海外移籍で苦しんだ日本人選手5人。難しいタイミング? 欧州で適応に苦しんだ実力者たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:山口蛍(やまぐち・ほたる)


【写真:Getty Images】


生年月日:1990年10月6日
移籍先:セレッソ大阪→ハノーファー(ドイツ)
移籍日:2016年1月1日
移籍金:100万ユーロ(約1.2億円)

 所属していたセレッソ大阪と日本代表でレギュラーに定着していた山口蛍は、満を持して16年の冬の移籍市場で海外挑戦を決断した。ところがこの挑戦は想像以上に短いものとなってしまった。

 山口が加入していた当時のハノーファーは清武弘嗣と酒井宏樹が所属しており、適応には困らないかと思われていた。ところがチーム事情の影響で本職のボランチではなく、右のサイドハーフで起用されたり、チームがダントツの最下位だったりしたこともあり苦戦。3月の日本代表戦で負傷するまでは比較的多くの出場機会を得ていたが、この怪我で早々に山口の2015/16シーズンは終了した。

 チームの2部降格や本人の強い意向もあり、ハノーファー移籍から半年後にセレッソ大阪復帰が決まった。山口のハノーファーでのデビュー戦は2016年1月30日で、ラストゲームは同年3月19日。ドイツで試合に絡めたのは2ヶ月足らずというあまりに残念な結果で、彼の海外挑戦は終わった。

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