DF:板倉滉
生年月日:1997年1月27日(26歳)
所属クラブ:ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ドイツ)
22/23リーグ戦成績:7試合2得点0アシスト
日本代表通算成績:22試合1得点
10月26日、日本代表に悪いニュースが入った。ドイツの強豪ボルシア・メンヒェングラートバッハは、日本代表の守備の要でもある板倉滉が手術を受けて数週間離脱することを発表した。通称ネズミと呼ばれる関節内遊離体を除去する手術を受けた板倉は、クリスマス前の復帰を目指してチームに合流したが、公式戦に復帰できないままウインターブレイクを迎え、日本代表に合流している。
年内に公式戦で復帰することはできなかったが、タイ代表戦の出場に支障はないようだ。タイ代表戦はアジアカップに向けて実践感覚を取り戻す貴重な機会で、町田浩樹や谷口彰悟らとの連係を確認する時間になるだろう。
アジアカップ期間中に27歳になる板倉は、日本代表においては冨安健洋と並ぶディフェンスリーダーとなる。ブンデスリーガ屈指の対人守備と配球力を備えた板倉は、コンディションに細心の注意を払いながらテストマッチに臨む。
DF:町田浩樹
生年月日:1997年8月25日(26歳)
所属クラブ:ユニオン・サンジロワーズ(ベルギー)
22/23リーグ戦成績:17試合0得点0アシスト
日本代表通算成績:5試合0得点
タイ代表戦にはセンターバックを本職とする選手が4人選ばれている。谷口彰悟は所属クラブのスケジュールの影響で29日の夜に日本に到着し、30日の練習は別メニュー調整に。コンディションを考えると、合流が早かった町田浩樹が長い時間プレーすることになりそうだ。
鹿島アントラーズからユニオン・サンジロワーズに加入して2年が経った。190cmという恵まれた体格と精度の高い左足のフィードを武器とするセンターバックは、ベルギーリーグでよりたくましいディフェンダーに成長。昨季前半は怪我に悩まされたが、今季は開幕から3バックの一角を不動のものとし、日本代表にも9月から3か月連続で招集されて5試合に出場している。
冨安健洋と伊藤洋輝がアジアカップ開幕に間に合うか不透明な中で、センターバックと左サイドバックでプレーできる町田の存在は貴重だ。まずは元日のタイ代表戦で、その能力の高さを日本代表に還元することになる。