ベストヤングプレーヤー
佐野海舟(鹿島アントラーズ)
リーグ戦成績:27試合1得点0アシスト
佐野は、特に気づかれないときこそ、うまくいっていることがわかる選手の一人だ。セントラルMFは適切なタイミングで適切な場所にいる必要があるが、佐野は相手の攻撃を防ぐカバーリングをするときも、パスを受けるために味方が必要とする場所にいるときも、ほとんどいつもそうだ。その意味では、日本代表のキャプテンである遠藤航やその前任者である長谷部誠に似ており、その尊敬すべき2人の系譜を継ぐに値するあらゆる能力を持ち合わせているように見える。
90分間フル出場できたのは7試合だけだったものの、横浜F・マリノスで印象的なプレーを見せた山根陸と、アルビレックス新潟の三戸舜介も称賛に値する。三戸のゴール数はまるでシーズン全体を総括しているようで、4得点のうち2得点を挙げた9月に月間最優秀ゴールを獲得した。コンスタントに結果を残し続けたわけではないが、スペクタクルなプレーができることを示した。