2位:ギド・ブッフバルト(ドイツ)
生年月日:1961年1月24日
Jリーグ通算出場数:127試合
在籍時期:1994-97
ギド・ブッフバルトは浦和レッズでリーグ戦127試合に出場し、クラブの歴代外国人選手で2位の出場試合数となっている。
ドイツ人のブッフバルトは、シュトゥットガルトで活躍し、2度のブンデスリーガ優勝を経験した。西ドイツ代表では、1990年にFIFAワールドカップで優勝している。その世界的なDFが、1994年夏に浦和にやってきた。
Jリーグ創設期の浦和は、壊滅的な状態だった。1993シーズンは26得点78失点で得失点差は「-52」という悲惨な数字で、「お荷物クラブ」と揶揄されたほどである。
それでも、188cmの長身でフィジカルも強いブッフバルトの加入によって最終ラインの要ができた浦和は、1995シーズン・ファーストステージで3位となった。ブッフバルト個人では1995、96シーズンと2年連続でJリーグベストイレブンに選出されている。
2004年に監督として浦和に戻ってきたブッフバルトは、2006年にクラブ史上初のJリーグ優勝という悲願も達成した。選手としても監督としても浦和に貢献した、誰もが認めるクラブ史に残る最強のレジェンドの一人だ。