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Jリーグ 11か月前

東京ヴェルディ歴代最高助っ人は? 出場試合数ランキング1~10位。クラブの歴史を築き上げた外国籍選手たち

シリーズ:Jリーグ歴代外国人最多出場ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

2位:マテウス(ブラジル)

東京ヴェルディのマテウス
【写真:Getty Images】


生年月日:1993年4月10日
Jリーグ通算出場数:133試合
在籍時期:2020-

 マテウスは、2020年に東京ヴェルディに加入したブラジル人GK。クラブの外国人選手としての最多出場記録を塗り替えるのは時間の問題となっている守護神だ。

 11歳でコリンチャンスの下部組織に入ったマテウスは、サッカー王国ブラジルでも期待のGKで、13年にはブラジルA代表に招集されている。当時のマテウスはトップデビューがない若手だったが、それほど注目されていた選手だったことがうかがえる。

 しかし、コリンチャンスでなかなか定位置をつかむことができず、リーグ戦の出場はないまま、19年にフィゲイレンセへ移籍。そして、20年に東京Vにやってきた。

 26歳で東京Vに加入したマテウスは、プロとしての経験値に不安はあったものの、すぐにフィットした。守備能力が高く、冷静沈着なプレーでチームに落ち着きをもたらし、すぐにレギュラーになっている。22シーズン途中に城福浩監督が就任してからはチームの守備組織がまとまり、今季J2では31失点。リーグ最少失点の守備力をベースに、J1昇格を成し遂げている。その中心にいたのが、GKのマテウスだった。

 23シーズンは副キャプテンとして東京Vを引っ張る一人だったマテウス。ブラジルでは期待されたほど飛躍できなかったが、東京Vでは誰もが認めるリーダーだ。

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