18位:アトレティコ・マドリード(スペイン)
【写真:Getty Images】
ホームスタジアム:エスタディオ・シビタス・メトロポリターノ(収容可能人数:6万7829人)
平均入場者数:5万1129人
18位にはエスタディオ・シビタス・メトロポリターノを本拠地に構えるアトレティコ・マドリードがランクインした。
収容可能人数6万7829人に対しての平均入場者数が5万1129人ということからもわかるように、なかなかスタンドが埋まらないのが現状だ。その収容率は約75%とかなり低い数字になってしまった。昨季の平均入場者数(5万5800人)と比較をしても大幅な減少だ。
その理由はアトレティコ・マドリードというよりも、スペイン国内の経済状況が大きく影響している。ラ・リーガのクラブの大半が、スタジアムが満員にならないという悩みを抱えており、シーズンを通しての収容率が90%を超えることは稀だ。その一方でビッグマッチとなれば多くのサポーターが訪れる。第6節レアル・マドリードのダービーではチケットが完売した。このことからもわかるように、強豪との試合では観光客を含めたファンが多く入るが、それ以外の試合では客が入らない。チケット収入はラ・リーガのクラブにおいて重要な財源となるため、収容率を上げたいところだが、国内の経済的に厳しいのが現状と言えるだろう。