UEFAヨーロッパリーグ(欧州EL)最新ニュース
UEFAヨーロッパリーグ(EL)・グループリーグE第6節、サン=ジロワーズ対リバプールが現地時間14日に行われ、ホームチームが3-1の大勝を収めた。遠藤航は、先週末のクリスタル・パレス戦のように対策をされて思うようにビルドアップができなかった。彼は一体どのような問題をかかえているのだろうか。(文:安洋一郎)
リバプールの遠藤航は前半のみで交代に
【写真:Getty Images】
第5節でUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループEを首位で通過することが決定していたリバプールは、ユニオン・サン=ジロワーズ戦で大幅なターンオーバーを敢行した。
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スタメンの平均年齢は同クラブの欧州カップ戦史上最年少となる22.5歳で、若手選手にチャンスを与える試合となった。
すでに消化試合のリバプールに対して、サン=ジロワーズは勝利すればグループステージ突破の可能性がある大一番だった。このモチベーションやメンバーの差もあって、ホームチームが3-1の快勝を収めた。
この若手主体のゲームで遠藤航は[4-3-3]のアンカーで出場。しかし、先週末のクリスタル・パレス戦に続いて、前半のみでベンチに下がっている。
前半のみの出場となった遠藤とイブラヒマ・コナテについて、ユルゲン・クロップ監督は試合後のインタビューで「インテンシティを共有したかっただけだ。ジョー・ゴメスとイブライマ(・コナテ)のどちらも90分起用するつもりはなく、45分ずつに決めた。それは中盤も同じ。これらの変更は試合前に計画したもので、結果とは関係ない」とコメント。あくまでも遠藤の45分間のみの起用は試合前から決めていたことだったと明かした。
しかし、彼個人のパフォーマンスにフォーカスすると、事前の計画がなかったとしても、前半のみで代えられてもおかしくない出来だった。