13位タイ:北海道コンサドーレ札幌(190)
2023リーグ戦成績:12位(J1)
2023リーグ戦平均入場者数:1万6086人(12位)
2023シーズンホームグロウン人数:8人(14位タイ)
2022年度営業収益:約36億500万円(13位)
四方田修平前監督の下で2016シーズンのJ2を制し、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下でJ1に定住した北海道コンサドーレ札幌。2018シーズンの4位を除くといずれも中位でシーズンを終えている。
J2を制した2016年度の営業収益は約19億200万円で、新型コロナウイルスの流行という非常事態もありながら、現在は倍近い規模にまで拡大している。平均入場者数はコロナ禍前の2017~19シーズンは約1万8000人を動員しているが、今季は1万6086人まで戻している。
特筆すべきはアカデミーからトップチームに継続的に人材を輩出する好循環が生まれていることだ。ホームグロウン人数は全体14位タイの8人だが、菅大輝、荒野拓馬が主力を担う。さらに、地元北海道出身の宮澤裕樹はキャプテンを務め、背番号10をつけるバンディエラ的存在である。1桁順位は今季も達成することができなかったが、それを目指すための土壌はある。