17位:アビスパ福岡(178)
2023リーグ戦成績:7位(J1)
2023リーグ戦平均入場者数:9766人(20位)
2023シーズンホームグロウン人数:6人(20位タイ)
2022年度営業収益:約28億2900万円(17位)
2020シーズンより指揮を執る長谷部茂利監督の下で迎えた4年目の今季、アビスパ福岡はクラブ初タイトルとなるYBCルヴァンカップ制覇を果たし、クラブ史上最高位となる7位でシーズンを終えた。それでも、本ランキングで17位に沈んだ原因は他の項目にある。
平均入場者数はリーグ全体20位で、今季のJ1では横浜FCに次ぐワースト2位だった。2万1562人を収容するベスト電器スタジアムで1万人を切った試合が17試合中11試合を数えた。2023年1月期決算時点で3億円を超える債務超過に陥っているものの、J2で16位だった2019年度と比較すると営業収益は12億円以上増えている。
今季開幕時点でのホームグロウン人数は6人で、J1水準では低め。鶴野怜樹や森山公弥といった有望株もいるが、主力の平均年齢も高いのが実情だ。素晴らしい成績を収めた今季を、来季以降にどうつなげていくのだろうか。