19位:湘南ベルマーレ(163)
2023リーグ戦成績:15位(J1)
2023リーグ戦平均入場者数:1万3161人(15位)
2023シーズンホームグロウン人数:5人(23位タイ)
2022年度営業収益:約24億7700万円(23位)
コロナ禍で降格がなかった2020シーズンも含め、湘南ベルマーレは2018シーズンから6シーズン連続でJ1残留を決めた。本ランキングは19位で、決して突出した数字はないものの、クラブの色が見えてくる。
平均入場者数は1万3000人を超えた。これは9月に開催した国立競技場での川崎フロンターレ戦で5万4243人を動員したことによる影響が大きいだろう。この試合を除く平均入場者数は1万594人で、コロナ禍の3シーズンを除くと湘南ベルマーレになって以来、最低の数字となっている。
遠藤航や齊藤未月らを輩出したアカデミーの印象は強いが、今季のホームグロウン人数は5人と少ない。ただ、杉岡大暉や鈴木冬一、平岡大陽のように高卒で湘南に加入して主力になるケースは多いだけに、今季の数字だけで一概に評価を下すことはできない。クラブは2季連続で「5位以内」という目標を掲げていたが、5位以内を争うクラブと比較すると、複数の側面でまだまだ差があると言わざるを得ない。