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AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第6節、横浜F・マリノス対山東泰山が13日に行われ、3-0で勝利したマリノスが決勝トーナメント進出を決めた。ケヴィン・マスカット監督の就任と同時期にプロ契約を結んだ角田は、指揮官への感謝をラストマッチのピッチで表現していた。(取材・文:元川悦子)
ケヴィン・マスカット監督のラストマッチ
川崎フロンターレとヴァンフォーレ甲府が一足先にグループ1位通過を決めた23/24シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)。J1制覇を逃した横浜F・マリノスとしては是が非でも彼らの後に続きたかった。
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12月13日のグループH最終戦の相手は、5戦終了時点で首位に立っている山東泰山。同組は仁川ユナイテッドを含む三つ巴の争いになっており、マリノスは山東に2点差以上の勝利を挙げれば1位通過できる条件だった。
加えて、この日は2021年夏から2年半指揮を執ってきたケヴィン・マスカット監督のラストマッチ。チーム全体が「ACL1位突破でケヴィンを送り出そう」と結束し、普段以上の強固な一体感で大一番に挑んだのだ。
筑波大学在学中の2021年夏にマリノス入りした角田涼太朗にしてみれば、マスカット監督は「プロのイロハを教えてくれた指揮官」だ。
「(マスカット監督は)自分が入るタイミングでやってきて、プロとしての全てを教えてもらいました。試合に出ていた時期も出てない時期もありましたけど、今年なんかは本当に信じて使ってくれた。要求が高くて、それをクリアしたいって思いが自分をここまで成長させてくれた」と本人も感謝していた。恩に報いるためには、山東を零封し、1位通過の原動力になるしかない。彼は特別な思いを持ってスタメンでピッチに立った。