8位:名古屋グランパス(209)
2023 リーグ戦成績:6位(J1)
2023 リーグ戦平均入場者数:2万7504人(4位)
2023 シーズンホームグロウン人数:7人(18位タイ)
2022 年度営業収益:約60億9100万円(5位)
2016年の悪夢のようなJ2転落から、見事1年でJ1復帰を果たした名古屋グランパス。J1復帰後2シーズンは下位に低迷するも、2020年以降はリーグ戦3位、5位、8位とリーグ上位に名を連ねた。今シーズンは、序盤戦でヴィッセル神戸、横浜F・マリノスと激しい首位争いを繰り返すも、夏にマテウス・カストロがチームを去り、最終順位は6位に留まった。
営業収益は、2019シーズンに比べて約8億円減少。一方で、リーグ戦の平均入場者数はチーム史上最高の数字だった2019シーズンとほぼ横ばいの2万7504人まで復調を見せている。ホームグロウン人数は、直近3シーズンで4人、6人、7人とかろうじて右肩上がりではあるものの、全体では18位と課題が残っている。
近年、トップハーフに安定した名古屋グランパス。昨年の相馬勇紀を皮切りに、森下龍矢、藤井陽也が日本代表に招集されるなど、チームとしての話題も尽きない。長谷川健太体制3年目となる来シーズンは、2010年以来14年ぶりのリーグ優勝を実現することはできるのだろうか。