23位:ジェフユナイテッド千葉
ホームスタジアム:フクダ電子アリーナ(収容可能人数:1万9470人)
平均入場者数:8523人
フクダ電子アリーナをホームスタジアムとするジェフユナイテッド千葉は、2023シーズンのJ2を6位で終えた。1試合平均入場者数は、J2で5位の8523人だ。
今季の千葉は、敵地での開幕戦でV・ファーレン長崎に勝利したものの、その後は第9節まで勝てず、一時は降格圏の21位まで順位を落とした。この時期は観客もあまり入らず、第6節・ファジアーノ岡山戦では今季最低の5317人という動員数。続く徳島ヴォルティス戦も5475人と振るわなかった。
第10節で久々に白星を手にしたあとは少しずつ順位を上げ、シーズン終盤に昇格プレーオフ出場が狙える順位になると、ファンの応援にも熱が入った様子だ。第36節・ベガルタ仙台戦で今季初の1万人超(1万3686人)を達成すると、その後の4試合は全て1万人超。最終節の長崎戦で今季最多の1万5201人がスタジアムを訪れている。それでも、1万人を割る時期が長すぎたため、平均入場者数で十分に巻き返したとは言いにくい。
新型コロナウイルスの影響による入場制限があった2020〜22シーズンを除くと、千葉にとって1試合平均が9000人を割るシーズンは2002年以来。本拠地がフクダ電子アリーナになった2005年以降では初のことで、集客という意味で千葉にとっては厳しいシーズンだった。