27位:東京ヴェルディ
ホームスタジアム:味の素スタジアム(収容可能人数:4万7851人)
平均入場者数:7982人
16年ぶりのJ1復帰を達成した東京ヴェルディは、観客入場者数でも大きな成果をあげた。新型コロナウイルス流行前の2019シーズンは1試合平均が5371人だったが、今季は7982人に急上昇している。
東京Vの1シーズンの平均観客動員数は、7000人を超えること自体が快挙だ。コロナ禍で入場制限があった時期を除くと、近年は5000人台が続いていた。唯一の例外が2013シーズン(6343人)で、最後に7000人を超えたのは、J1で過ごした2008シーズン(1万4837人)である。
ホームスタジアムの味の素スタジアムに今季最も多くの観客が訪れたのは、第29節・清水エスパルス戦で、1万7802人を動員した。ホームゲーム・ラスト2試合のジェフユナイテッド千葉戦と栃木SC戦はどちらも1万3000人台で、多くのファンの後押しを受けて勝利を収め、3位に入ってJ1昇格プレーオフに進んだ。
この平均観客数にはカウントされていないが、J1昇格プレーオフでは味の素スタジアムで行われた準決勝・千葉戦の観客数は2万5150人。国立競技場での決勝・清水エスパルスには、5万3264人の観客が訪れた。