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Jリーグ 12か月前

期待外れ…。Jリーグ“ガッカリ”外国人選手10人。2023シーズン、大苦戦した助っ人たち

シリーズ:ガッカリ外国人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ダヴィド・モーベルグ(元スウェーデン代表)

ダヴィド・モーベルグ
【写真:Getty Images】


生年月日:1994年3月20日
所属クラブ:アリス・テッサロニキ(ギリシャ)
2023リーグ戦成績:9試合0得点1アシスト(浦和レッズ)

 昨季は最高だった。ダヴィド・モーベルグは浦和レッズでのデビュー戦となった第5節のジュビロ磐田戦でいきなりゴールを決めると、翌第6節の北海道コンサドーレ札幌戦でも得点。最終的にチーム最多となるリーグ戦8得点を叩き出した。また、AFCチャンピオンズリーグ(CL)では7試合で5得点1アシストと爆発し、優勝の立役者となっている。

 しかし、今季は暗転。開幕当初こそスタメンに名を連ねていたものの、持ち味である精度と威力の伴った左足は影を潜め、徐々に序列が低下していった。そしてリーグ戦では6月4日の第16節、鹿島アントラーズ戦を最後にベンチ外が続くようになり、明らかに戦力にカウントされなかったことで、7月19日にギリシャ1部のアリス・テッサロニキに期限付き移籍することが発表されている。

 パフォーマンス面だけでなく、エゴイストの一面もあるモーベルグとチーム全体に高い強度と献身的な守備を求めるマチェイ・スコルジャ監督が相性的に合わなかった点も、今季の苦戦の一因と言えるかもしれない。いずれにせよ、昨季大活躍した男がシーズン途中に移籍することは想像できなかった。

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